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(Japanese) Apple iPhone次期モデル用3D顔認証センサーに中国勢

Appleが、2018年下半期に投入する次世代「iPhone3モデルのすべてに顔認証機能「Face ID」の搭載を決め、3Dセンサーモジュールの安定供給に向け新たに中国系2社をサプライヤーに加えた模様だ。17年の最上位モデル「iPhone X」では、3Dセンサーの生産歩留まり低迷が量産と出荷の遅れにつながっていた。Appleでは、iPhone次世代3モデルで同様の状況が起こらぬよう、3Dセンサーモジュールの供給業者として、現行の韓国LGイノテック(LG Innotek)に中国系2社を加えた3社体制にする。iPhone XLGイノテックと受注を分け合ったシャープ(Sharp)は、18年モデルの供給から外れたとの情報も流れている。

 

(Chinese)贴片电阻将再度大幅涨价

本次涨价原因之一为供需失衡,原材料涨价。另一主因为中国政府大力度进行环境整治,新增电镀设备无法得到政府部门的许可。贴片电阻供求失衡现象将维持较长一段时间。参考数据:全球估测贴片电阻的产能为每月3600亿个,其中YAGEO近期单月生产1000亿个。

(Japanese)チップ抵抗値上げ傾向継続

18年に入りチップ抵抗の主要6社が販売代理店に対し値上げを実施したとした上で、増産が難しいことから、業界では再度の値上げもあるとの見方が広がっている。

原材料価格が引き続き上昇していることに加え、設備の納期に810カ月要していること、チップ抵抗の生産拠点が集まる中国江蘇省昆山で、政府が対象企業の操業停止を求めたことで、チップ抵抗が重大な汚染源と見なされていることが浮き彫りになったこと、中国では電気めっきの経営許可証が取得できにくくなりつつある。これらの事柄がチップ抵抗の新たな生産能力導入に影響している。増産の見通しが立たないことから、チップ抵抗の再度の値上げもある。

チップ抵抗の生産能力は世界で単月3600億個。うち台湾Yageo(国巨)が18年下半期に単月1050億個、台湾Chilisin(奇力新) 傘下のRalec(旺詮)が同300億個。

一方で、昆山に工場を持つチップ抵抗メーカーとしてRalec、台湾UNIOHM(厚声)、台湾LIZ Electronics(麗智)を挙げ、操業停止で世界シェアの14%にあたる単月500億個分の生産に影響が出る。

 

(Japanese)日東電工が中国江蘇省蘇州偏光板工場を閉鎖

偏光板世界最大手の日東電工が大型偏光板とFPC製造の重要拠点である中国江蘇省蘇州工場を閉鎖したことで、偏光板は台湾Chimei Materials(奇美材料)、FPCBは台湾Taiflex(台虹)に受注が流れるとの見方を示した。ただ一方で、日本メクトロン(Nippon Mektron)の中国子会社である蘇州紫翔が日東電工蘇州工場の資産を買い取り、FPCと新エネルギー製造事業を行うとのうわさが台湾市場に流れているとも報じている。