(Japanese)ルネサス エレクトロニクスはIntersilの買収を完了した
ルネサスとインターシルは2016年9月に、ルネサスがインターシルを32億1900万米ドルで買収することで合意。
今後、インターシルは、ルネサスの完全子会社として事業を継続する。
米国フロリダ州パームベイにあるインターシルの生産拠点の操業を継続し、
米国カリフォルニア州ミルピタスにあるインターシル本社オフィス、設計拠点、
ならびに世界中のインターシルのお客様に対する営業や技術サポート体制も存続させていく予定。
インターシルの社長兼CEOはNecip Sayiner氏が引き続き務める。
ルネサスは、電源用半導体を中心としたアナログ、ミックスドシグナル半導体を手掛けるインターシルを傘下に収めることで、
近年、強化を続けている複数の半導体製品や関連製品、サービスを包括的に販売するソリューションビジネスを一層強化する方針。
ルネサスでは、インターシル買収により、短期、中期的な売り上げ機会増加、事業基盤の拡大によるコスト削減を見込み、
4~5年程度先に営業利益ベースで年間170億円程度の相乗効果を見込む。