(Japanese) IntelがCyclone10を発表
IntelがIoTアプリケーション向けのローエンドFPGA「インテル Cyclone10 ファミリー」を発表した。
Cycloneシリーズは低消費電力、低コストデザインのニーズを満たすために開発されたローエンド向けFPGAである。
第6世代となるCyclone10は、加速度的に増加するセンサーやカメラなどのエッジデバイスから得られるリアルタイムデータの処理に有効という。
Cyclone10ファミリーは、用途に応じた「Cyclone10 GX」「Cyclone10 LP」を展開する。
Cyclone10 GXは、ハイパフォーマンス・アプリケーション向け製品だ。
ローエンドFPGAでは「初」とする10.3Gビット/秒(bps)トランシーバーや1.4Gbps LVDSインタフェース、最大134GFLOPのハード浮動小数点DSPをサポートした。
TSMCの20nmプロセスを採用し、コア性能は前世代の「Cyclone V GX」に比べて2倍に向上している。
メモリのインタフェースでは、こちらもローエンドFPGAでは初とする1866MbpsのDDR3をサポートするだけでなく、
パッケージのマイグレーション(移行)も用意しており、非常にフレキシビリティの高い製品となっている。