(Japanese) TSMC、7nmでApple「A12」生産開始

TSMC(台積電)が、7nm(ナノメートル)プロセス工場で米アップル(Apple)の次世代アプリケーションプロセッサ(AP)「A12」の生産を始めた模様だ。

TSMCでは2018年第2四半期から7nmプロセスが量産段階に入り、AppleA12XilinxHisiliconQualcommAMDNvidiaなど主要顧客向けを186月から下半期にかけ順次量産に入る。TSMC7nmプロセスについて、10nmと互換のある製造設備が9割に上ることから、歩留まりの改善が10nm導入時を上回っている模様。

TSMCでは、10nmの売上高のうち携帯電話関連チップ向けが95%超を占めたのに対し、7nmは人口知能(AI)や高性能計算(HPC)等、比較的用途が分散するものと見ている。