(Japanese)HTCはスマートフォンの受託生産部門を米グーグル(Google)へ売却
HTC(宏達電)は研究・開発(R&D)チームを含めたスマートフォンの受託生産部門を米グーグル(Google)への売却と、21日聯合報が報じた。
グーグルの人員が既に台湾新北市新店にあるHTC本社に乗り込んでいる模様。
人員についても、グーグルがHTCから2400人の携帯電話関連エンジニアとR&Dチームを受け入れる。
報道はこの他、HTCが「HTC」ブランドは残し、今後、同ブランドでスマホの他、拡張現実(AR)・仮想現実(VR)事業を推進していくとしている。
台湾の業界筋は、HTCがスマホ製造事業の売却で経営コストを大幅に減らすことができ、短期的には業績の回復に有利に働くと見られるが、R&D人員の大半を手放すことが、長期的にはマイナスになるとの見方を示した。