(Japanese)太陽誘電の4~6月、純利益14倍の31億円

太陽誘電が7日発表した2017年4~6月期の連結決算は純利益が31億円と前年同期の14倍になった。自動車やノートパソコンに使うコンデンサーの販売が好調だったほか円安も寄与。スマートフォン(スマホ)向けの減少を補った。

売上高は1%増の540億円、経常利益は5.3倍の44億円だった。中国のスマホメーカーの生産調整で通信デバイスが減少したが、車向けのコンデンサーの需要は旺盛。米アップルの新型スマホ向けの部品については、7~9月期から業績に寄与するとみられる。

18年3月期通期は純利益で前期比66%増の90億円とする期初予想を変えなかった。