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(Japanese) 島津製作所は、分散型蛍光X線分析装置「EDX-8100」を発売

島津製作所は、ヘリウム置換への対応によって液体試料中の軽元素も高感度に分析可能になるなど、汎用性をさらに高めたエネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-8100」を発売した。

同製品は、20139月に同社が発売したエネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-8000」の分析能力や操作性、拡張性はそのままに、検出器を改良したことでヘリウム置換に対応したもの。エネルギー分散型蛍光X線装置は、X線の照射によって試料の表面から発生する蛍光X線を検出することで、試料を構成する元素の種類や濃度を分析できる装置で、複雑な前処理無しで迅速に分析を開始できる点などを特長としており、固体や粉体などをはじめとする幅広い形態の試料を非破壊かつ簡便に分析できる。

同製品では、液体試料や含水・含油試料のように真空下に置けない試料の分析にオプションのヘリウム置換ユニットを用いることで、軽元素を含む元素を同社従来製品比最大3倍の感度で分析可能となっている。さらに、同社のエネルギー分散型蛍光X線分析装置としては初めて液体試料中のフッ素を分析できるという。固体や粉体においては、真空測定ユニットを追加することで、C:炭素~U:ウランまでの元素を検出でき、また、「微小部分析キット」との組み合わせにより、直径1mm以下の微小試料の正確な分析にも対応できる。広い検出可能範囲や各種測定雰囲気への対応、試料形態とサイズを選ばない優れた汎用性が同装置の大きな特長という。分析可能試料の広がりによって公的試験研究機関や大学、受託分析会社で導入しやすくなったほか、化学や素材などの分野においてはシリコンコーティング剤やフッ素系洗浄剤の品質管理などへの貢献が期待できるとしている。

 

(Japanese)DRAM価格の先行きについて、17年下半期は四半期を追って上昇

DRAM価格の先行きについて、17年下半期は四半期を追って上昇、18年に入っても上昇の傾向が続くとの見通しを示した。DRAMの供給ひっ迫がPCとスマートフォンの出荷に影響している顧客からの要請を受け、DRAM主要3社がいずれも投入量の拡大や技術の微細化で供給拡大に対応しているものの、一方で、新工場の建設計画がないことから、供給規模の大幅な拡大が見込めないことで、値上がりが続く。

 

(Japanese)太陽誘電の4~6月、純利益14倍の31億円

太陽誘電が7日発表した2017年4~6月期の連結決算は純利益が31億円と前年同期の14倍になった。自動車やノートパソコンに使うコンデンサーの販売が好調だったほか円安も寄与。スマートフォン(スマホ)向けの減少を補った。

売上高は1%増の540億円、経常利益は5.3倍の44億円だった。中国のスマホメーカーの生産調整で通信デバイスが減少したが、車向けのコンデンサーの需要は旺盛。米アップルの新型スマホ向けの部品については、7~9月期から業績に寄与するとみられる。

18年3月期通期は純利益で前期比66%増の90億円とする期初予想を変えなかった。

(Chinese) 上半年度中国空调生产增长20%

据工信部披露,上半年度家用电器行业运行良好,其中房间空气调节器生产增长高达20%。

家电行业经济效益显著。从中期业绩预报来看,数据显示,目前已有33家家电类上市公司发布了业绩预告,其中,预增7家,续盈5家,略增14家,扭亏1家,预喜比例达到82%。目前国内白电龙头基本面优势明显,但绝对估值水平较其仍有差距。

(Japanese)JDI、3700人超削減 経営再建、能美工場停止

 

政府主導で日立製作所、東芝、ソニーが事業統合でつくった中小型液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)は、

能美工場(石川県能美市)の生産停止やグループ従業員の3割弱に当たる3700人超の人員削減を柱とする経営再建策を発表した。

リストラ関連費用として1700億円程度の特別損失を計上し、2018年3月期の連結純損益は4年連続の赤字が確実となった。

国策会社の経営の限界が露呈した。

 

JDIは政府が推進する産業政策の目玉として12年4月に発足した。

しかし合理化の遅れや市況悪化から経営難に陥り、政府系ファンドの産業革新機構や主力銀行に支援を要請していた。