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(Japanese)TDKがICsenseを買収

TDKは2017年3月28日、TDKの完全子会社であるドイツTDK-Micronasが、ベルギーICsenseを買収すると発表した。ICsenseはTDK-Micronasの完全子会社となり、TDKのグループ企業となる。ICsenseの経営体制は、今後も継続する予定だ。なお、TDK広報によると、買収金額は非公開だという。

2004年に設立されたICsenseは、ASICの開発やカスタムICの設計サービスを中核事業とする。売上高は非公開。アナログ、デジタル、ミックスドシグナルおよび高電圧IC設計で実績があり、自動車や医療、産業機器、消費者市場向けに顧客ごとにカスタマイズしたASIC製品を開発、提供している。同社のコア技術はセンサーとMEMSのインタフェース、高電圧IC設計、電源およびバッテリーマネジメントだ。

(Japanese) ニチコンは、村田製作所の電源事業の一部を譲り受ける

 ニチコンは201745日、村田製作所の電源事業の一部を譲り受けることで、村田製作所と意向確認書を締結したと発表した。

 ニチコンが村田製作所から譲受する事業は、事務機器、産業機器、家電、アミューズメント機器向けAC-DCスイッチング電源の一部と高圧電源に関する事業。プロジェクター、照明向けおよび、Murata Power Solutionsが設計するAC-DCスイッチング電源事業については村田製作所が事業を継続する。

 ニチコンは、「コンデンサー、回路、インバーターのコア技術を核に、デジタル家電、情報通信の分野に加え、成長市場である環境、エネルギー、自動車、鉄道、車両、医療などの分野への取り組みを強化している。(今回の事業譲受は)この事業方針に沿ったものであり、顧客基盤の拡大により当社の電源に関わる事業の伸長に資するものと考えいる」とのコメントを発表している。