(Japanese) 太陽誘電は、「第46回 インターネプコン ジャパン」で、部品内蔵配線基板「EOMIN」を展示した。
太陽誘電は、2017年1月18~20日に東京ビッグサイトで開催された「第46回 インターネプコン ジャパン」で、部品内蔵配線基板「EOMIN」などを展示した。
EOMINとは、有機樹脂ビルドアップ基板のコアに銅(Cu)を活用し、エッチングにより内蔵部品のスペースを作ることで、部品を内蔵することを実現した配線板である。
積層セラミックコンデンサーなどの受動部品や、ウエハーレベルチップサイズパッケージ(WL-CSP)の半導体が内蔵可能となっている。
EOMINの最大の特長は、従来のように配線板の表面に部品を実装するのではなく、部品を配線板に内蔵することで、モジュールを小型化できることだ。
またCuコアが強力なGND(グラウンド)となり、シールドとしてノイズの低減が可能になるという。
曲げに強い高剛性や、横方向への熱拡散が可能になることによる高放熱性も特長である。